フィルムカメラが生えたので対照実験で露出を学ぶ
9日のRikito_cureがエモ散らかしていて羨ましかったので、エモい写真が撮りたい話をします。
カメラ沼こわい
エモい写真が撮りたい、しかしカメラ沼はこわい。
沼に沈むのを何人もみてきた&自分は任意の沼にはまりやすいのでめちゃくちゃ警戒して、旅行とかで写ルンですを買って細々と欲求を満たしていたのがこの夏のこと。
秋に推しはじめたアイドルが趣味でLeicaのAF-C1、M6、CMを使っていると知ってしまった単純なオタクの末路がこれ。
生えた🤔 pic.twitter.com/vQ38wemC7A
— いささか (@itha_2ca) 2020年10月31日
かわいい~~~!
とにかくレンズ沼が怖いのでレンズが変えられないこと、絞りとかシャッタースピードとか何もわからないので操作が比較的シンプルなやつを探していて、Autoモードにすれば絞りもシャッタースピードもよしなにやってくれるらしいこれに行き着いた。
スペック
レンズ:D.ズイコー 40mm F2.8
ISO感度:ISO25~400
絞り:F2.8~22・Auto
シャッタースピード:絞りAuto時1/30秒or1/250秒、絞り手動時1/30秒
ピント:ゾーンフォーカス(1、1.5、3、∞)
どっかから引っ張ってきたけど何もわからん。あと色々調べながらカメラ触ってみたら、フリマアプリで雑に買ったからかAutoのときの挙動がちょっと怪しい。
カメラのレビューみてもみんなAutoモードしか使ってなくて「とりあえずこれ」みたいな設定もわからんし、そもそも設定値の差が仕上がりにどのくらい影響するかもわからん。
絞りってなんなん?
ということでタイトルの通り対照実験した。
前提知識としては
・絞り値は「光が入る穴を絞る値」なので大きいほど絞る=光が入らない
・シャッタースピードは光を取り込む(撮像する)時間なので長い=光が入る、ブレる
くらい。ほぼ何もわかってない。
対照実験のかたちをとるためにシャッタースピードは1/30に固定、その道のオタクの奨めでフィルムはISO400として絞りを変えていこうと思います。
いきなり実験結果と考察
①雨が降る直前の曇天、お昼すぎ
1枚目の色味は曇りっぽくて好きだけど、もう少しマルーンカラーを感じたいので明るさに限れば2枚目よりもうちょっと明るくて良いのかも。
「ファインダーとレンズの軸がずれてる(仕様)」ときいたので上向き気味に撮ってみたらめっちゃ上だった。これくらい距離があったら普通に真ん中に合わせれば大丈夫そう。 距離感わからなすぎて車掌さんのファンみたいになったし36枚撮りのフィルム1本の中でこれが一番ピント合ってた。阪急アイボリーが綺麗にでててお気に入り。 ちなみにさっきから写っているのは兵庫県のローカル鉄道、能勢電鉄の中でトロンボーンリサイタルをしながら洗車もしたりする単発イベント列車です。
あたまがおかしくてすきです。こんなことある???(能勢電の中にアップライトピアノ) pic.twitter.com/qPTIM8kIyV
— いささか (@itha_2ca) 2020年11月7日
②屋内
明るさはちょうどいいくらい? 手前のケーキにピントが合ってる。目測合わせなので難しい。 暗い。どこを撮りたかったのか謎。おしゃれな照明の屋内には向かない。 この緑っぽい色すき。陽が入らない駅構内と宝塚大劇場のロビーにここまで明るさの差がある気がしないのでちょっと不思議。
③晴天時の日陰
これは近鉄の特急ひのとり。後ろの人に気を遣わずにいくらでも背を倒せるバックシェルが全席についてて天才。だいすき。
④明るめの曇り~晴天
こころのふるさと宝塚大劇場。
まとめ
天気 | F値 |
---|---|
明るい曇天 | 8 |
暗い曇天 | ~8 |
明るい屋内 | 2.8 |
暗い屋内 | 無理 |
ここまでやっといて何だけどF値を控えていたわけではないのでかなり間違っていそうだし(めっちゃたぶんって書いた)、この表とネットに落ちてる露出表を照らしてみるとシャッタースピード1/250では??って気もしたり。実験ノートはきちんと取りましょう。
カメラがあると紅葉狩りにでも行くか~という気分になったり文化的で感性的な生活ができる気がするのでおすすめです。行ってないけど。カメラ一台の設定であれこれやってるうちはお金も大して掛からないし、いい趣味をくれた推しアイドルありがとう。
このあいだ写真を撮られたがっていた最推しハムスターは年末覚悟しておいてください。
かしこ